先日参加したSTOKKEさんによる食育イベントについて
簡単にまとめました!
味覚の発達は離乳食を始めるよりもっと前の生後3ヶ月から始まり、10歳頃までに形成されます
まず離乳食期には食感、舌触り、温度、匂い、色彩などを五感で感じ
食べ物の美味しさを学びます
こういった時期に濃い味付けや食品添加物を与えずに
お出汁や素材の「風味、香り」を知り、美味しいという経験と一緒に覚えさせることで
味覚の発達を促せるのです
離乳局に欠かせないお出汁ですが
お出汁などから得られる「旨味」は味覚形成の重要なカギとなります
旨味感受性が低下すると食の満足感を得るために甘味嗜好が強くなり
肥満や生活習慣病を招いてしまうのです
そのためにも離乳食期からしっかり覚えさせたい旨味成分ですが
代表的な旨味物質としては
・グルタミン酸:昆布、野菜類、発酵食品
・イノシン酸:煮干、鰹節、魚、肉
・グアニル酸:干しキノコ、ドライトマト、のり
・コハク酸:貝類
となっており
グルタミン酸とイノシン酸を合わせると
グルタミン酸単独より8倍もの旨味が感じられるのです
お出汁をとる場合は
ぜひ、昆布と鰹節を合わせてとってください
また
2歳以降は特に食事の環境や記憶が味覚に影響します
好き嫌いや少食、偏食が見られる時は
「食事は楽しい」と思う環境作りが大切です
特に「孤食」は子供にとって健康の最大の敵であるストレスになります
孤食のストレスが溜まると肥満、味覚障害、アレルギーなども引き起こす原因になることもあるんです
忙しくてもなるべく一緒に食卓を囲み、離乳食期から同じメニューを食べ
食事の楽しい記憶を作って行きましょう
でも
子育ってってとっても忙しく、離乳食を与えるのがやっとで
自分も一緒に食べるなんて…
ましてや同じメニューだなんて…
って思いますよね
ですが今回のイベントでは
100本のスプーンさんがパパママご飯と離乳食を一緒に作れる
「取り分けレシピ」をいくつか紹介してくれました
![](https://chimunoababy.com/wp-content/uploads/2018/12/DSC04061-300x200.jpg)
途中まで1つのお鍋で作って最後の味付けの前に取り分けるだけ
ここからは私個人のことですが
子供のためだけに離乳食を作ることは
やらなきゃいけない義務感だったり、食べてくれないとストックしたものが減らず無駄になったり
何かと“負担”に感じてしまうことがありました
もちろん
朝は私もパンだけだったりシリアルだけだったりするので
ストックもそれなりに用意したり
疲れたときやお出かけするときにはベビーフードを使用したり
いつも大人と同じご飯なんてとても作れませんが
取り分けご飯を作ることで離乳食は大人ご飯の“ついで”になる気がします
この“ついで”の気持ちが気が抜けていいと言うか
「離乳食を食べさせなければ!」という気負いが少し減るのです
我が子は大好きですが
毎日泣いたり後追いで何も出来なかったり
離乳食を始めれば食べてくれなかったり遊んでしまったり
とっっっっっても疲れてしまうことも
そんなときは「離乳食を食べさせなきゃ!」ではなく「自分ご飯のついでにあげてみよう〜」と考えてみるのも良いかもしれません😊
取り分けレシピについては
たくさんのレシピ本も出ていますので
一冊見てみるととっても参考になりますよ♪
うまく気も手も抜きつつ
私も子供も楽しんで離乳食を進めていきたいなと思います